8/28 COFFEEHOUSE NISHIYA、スティーブン・ムシン展

前回の記事の日付の誤りを修正。書くことを疎かにした、そのとたんに記憶は逃げ出してしまう。

8/28(木)

昼前に起きる。髪のセットがうまくいかない。
友人との待ち合わせで渋谷ハチ公前に。彼女は20分ほど遅れてくる。
六本木通りを東へ、COFFEEHOUSE NISHIYAでお茶と他愛のないおしゃべり。バル風の落ち着いた内装。ビッチェリンという、エスプレッソ・チョコレートリキュール・生クリームからなるドリンクをいただく。層がとてもきれい。トリノ生まれの飲み物らしい。代沢のInspired by Starbucksにも似た飲み物があるのだとか

友人はカフェラテ・サンド・ケーキのセットを頼んでいた。今日出しているのは焼きそばサンド、と聞いてどんなものがでるのか、と少し訝り。出されたものを一口もらって、気取らないけど、ていねいな、そんな味に出会う。店の雰囲気によくなじむ。

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店を出て、表参道方面へ歩く。スパイラルでやっていたスティーブン・ムシン展「Now, If, What, Then ‘Farming Tokyo ーみんなとつくるまち’ 」にふらり、と。未来のまちを、奇妙でゆかいなかたちで構想する手つきのドローイング、立体模型。

オフィスと養鶏場が一体となったビルの壁面を上下する焼鳥屋は、屋上で育てている鶏に人が出す生ゴミをあたえ、食べごろになった鶏を太陽光で焼いていたり(『クライミング焼鳥バー』)、移動式トイレである巨大なコンポストロボットは、人の排泄物を蓄え、それを肥料にしてお腹で果物を栽培していたり(『コンポストザウルス』)、昼は魚とわさびを夜は魚のエサとなる幼虫を育てるサシミの自動販売機があったり(『サシミ自動販売機』)、未来の東京には、人が出すゴミや生き物の排泄物を利用して、空中、屋上、地上そして地下どこででも作物の採取が可能なシステムを搭載した全自動マシーンがそこかしこに生息しているかもしれません。
‘Farming Tokyo’は、魚、昆虫、鳥、豚、牛そして人間など全ての生き物の最高のすみかで、食のジャングルと化している東京の未来の姿を考えるアートプロジェクトです。
あなたが考える未来のまちはどういったものですか?下水道できのこ栽培計画?! 生き物たちのパラダイスとなるビルの屋上?! さあ、あなたのイマジネーションを無限に引き出し、未来のまちを一緒につくろう!

Stephen Mushin

牛がOculusめいたVRディスプレイとヘッドフォンをつけてたり、牛から出るあらゆるものを利用してたり、それを利用したミルクスタンドに人間がはしごでのぼって行ってたり、そんな図。
未来は、ゆかいなものとして語りたい、と。

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マグネットで自分の思う未来のマシーンを作れるコーナーもあったりして、いくつかパーツを手に取って貼付けてみる。まだ想像力がたりない。

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スパイラル二階の雑貨店を見て回って、あまりに素敵な装幀の本に出会ってしまい、衝動買い。


布物の質感を映し込むのはまだ苦手だけど、うまくつたわるかな。
『崇高はいま』バーネット・ニューマン。アメリカ抽象表現主義の画家。初めてその作品にであったのは川村記念美術館でのこと。
ニューマンのこの本以外にも、叢書crystal cageというくくりでいくつか、透明のケースに布張りのカバー、トレス紙の書籍が並べられていた。それぞれ数百部しか刷っていないらしく、もしかしたら、今回購入を見送った他の本にはもう、会えないのかもしれない。

その後、北欧から来たという、雑貨店フライングタイガーを見て回る。奇妙な雑貨が妙に安く売られている。
Appleストアにゆき、そこで友人はiPhoneを新たに買う。盗まれていらいひと月ほど携帯電話のない暮らしをしていたような。

表参道を出て、東京駅へ。友人はバイトへ向かい、私は帰途につく。

わたしには世界の果ての私がコーヒーカップをテーブルに置く/香川ヒサ

カップを一人でおくときの孤独、世界の限界、としての孤独が、しかし、カップ越しに語らっているときには、忘れ去る事ができるように、そう、思う。

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